2010年11月11日

釜炒り茶 静7132

世界お茶祭りでは和紅茶と同じように、

釜炒り茶も多く見られました。

最近のお茶は香気が薄い、とよく聞きます。

釜炒り茶は昔のお茶作りの製法のひとつ、

萎凋(いちょう)させる方が多く、甘い香りが出ます。

その茶葉を釜で炒る事で香りを楽しめる、
チョッと中国茶のような感覚です。
浸出液は、透明感のある黄金色が多く見られ
味はさっぱり系が多いです。
見た目は勾玉のように、くりくりしています。

とは言え、産地・品種で個性は様々です。

釜炒り製 「静7132」

黄金の水色


古くからある品種ですが、個性が強すぎブレンドに向かない為
名前が付かず、(p_-)系統番号で呼ばれています。

桜餅・桜葉を連想させる明るい香りですよ。

最近では、清水区の清水みんなのお茶を創る会で

蒸し製煎茶を「まちこ」、とお名前を付けて人気者です。^^

  


Posted by 茶空間 at 22:33Comments(0)日本茶のこと