2011年10月12日
べにふうき
10年ほど前まであまり知られておりませんでしたが、
今ではすっかり有名になりました、「べにふうき」。
花粉症の方には、眠くなる・のどが渇くなど
副作用がない自然飲料として定着しました。
元々は紅茶用の品種で、特に静岡市丸子(まりこ)の
村松二六さんの丸子紅茶・紅富貴くらいしか
流通しておりませんでしたが、
野菜茶業研究所で、花粉症に対する発表以来
今では生産量も増えて来ました。
一時は入手困難な品種でしたし、
紅富貴の紅茶を花粉症対策として販売してしまった
業者もたくさんいましたね。
べにふうきは紅茶にすると、メチル化カテキンが減少し
抗アレルギー効果が無くなってしまいます。
その為、緑茶として製造します。
が、紅茶用品種の為結構渋みが強いのです。^^;
美味しく飲んで頂けますように、
いろいろ研究されています。
そのひとつが 、釜炒り製法です。
こちらは花粉症の方向け 「べにふうき」
こちらは、本来の香気を生かした 「べにふうき」
来年の花粉飛散量は、かなり少ない予報です。
春が楽しめますように。
Posted by 茶空間 at 19:24│Comments(0)
│日本茶のこと