2009年01月02日
新年明けましておめでとうございます
日本茶カフェ・茶空間
みなさま、明けましておめでとうございます。
茶空間は、本日2日より営業しています。
静岡は晴天が続き、穏やかなお正月です。
日本人は、節目節目を大切にする民族だそうで、
その年の最初に行う事に関しては、特に重きをおきますね。
新しい年も感謝で迎えるという、とても良い習慣だと思います。
お茶の世界でも、新年最初に行うお茶会を、『 初釜 』 と言います。
裏千家の初釜の主菓子として用いられるのが、前回のブログでも
ご紹介した、『 葩(はなびら)餅 』(正式には、菱葩餅(ひしはなびらもち))。
平安時代以降の宮中の行事のひとつ、「お歯固め(歯固めの儀)」
という正月儀式からきています。
「歯」は「齢」の意で、歯が健康であることが長寿の秘訣と考えられ、
猪・鹿・押し鮎(鮎の塩漬け)・大根・瓜などの固いを食べたそうです。
次第に、これらの乾物が牛蒡(ごぼう)に変わっていったらしく、
花びら餅の中には、甘く煮たごぼうと、雑煮を模した味噌餡が入っています。

日本の文化、学ぶ事がいっぱいですね。
今年もよろしくお願いします。
みなさま、明けましておめでとうございます。
茶空間は、本日2日より営業しています。
静岡は晴天が続き、穏やかなお正月です。
日本人は、節目節目を大切にする民族だそうで、
その年の最初に行う事に関しては、特に重きをおきますね。
新しい年も感謝で迎えるという、とても良い習慣だと思います。
お茶の世界でも、新年最初に行うお茶会を、『 初釜 』 と言います。
裏千家の初釜の主菓子として用いられるのが、前回のブログでも
ご紹介した、『 葩(はなびら)餅 』(正式には、菱葩餅(ひしはなびらもち))。
平安時代以降の宮中の行事のひとつ、「お歯固め(歯固めの儀)」
という正月儀式からきています。
「歯」は「齢」の意で、歯が健康であることが長寿の秘訣と考えられ、
猪・鹿・押し鮎(鮎の塩漬け)・大根・瓜などの固いを食べたそうです。
次第に、これらの乾物が牛蒡(ごぼう)に変わっていったらしく、
花びら餅の中には、甘く煮たごぼうと、雑煮を模した味噌餡が入っています。

日本の文化、学ぶ事がいっぱいですね。
今年もよろしくお願いします。
Posted by 茶空間 at 16:51│Comments(0)
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