2011年10月31日

釜炒り茶の逸品


宮崎県五ヶ瀬町
(このホームページがお気に入りです。^^)
四季ではなく、五季と言われるほど豊かな自然。

五ヶ瀬で“釜炒り名人”と呼ばれる興梠(こうろぎ)さんの逸品。



ほっとするバランスのとれた釜炒り茶のお手本です。
心の雑音を鎮めるような、優しい清涼感があります。

実は、水出しでも美味しく入ります。






朝から爽やかな、秋晴れの静岡市です。

明日からもう、11月。

後2ヶ月で今年も終わりです。
いろいろありましたが、何と言っても日本では

3月11日の東北地方太平洋沖地震、
        福島第一原子力発電所事故、
3月12日の長野県北部の地震 

世界中でも起こっている自然からの警告を
真摯に受け止めざるを得ません。


年末こそ、お茶を喫して、静かな時間を取りたいですね。


<お知らせ>

11月は、毎週水曜日と
第二日曜日、13日が
定休日になります。




  


Posted by 茶空間 at 19:00Comments(0)新着情報

2011年10月29日

MIXCHA 第2弾


全国の地方新聞社厳選 お取り寄せサイト
47CLUBで、昨日の静岡新聞夕刊にご紹介頂きました。




大好評だった前回の ミックスチャ・あしあとギフト
第2弾です。

今回のテーマはholiday(休日)
読書・ドライブ・ピクニックというシーンで楽しめるような
日本茶のブレンドティーです!

ちょっとしたプレゼント、景品に人気です。(=^・^=)




  


Posted by 茶空間 at 20:00Comments(0)新着情報

2011年10月28日

あれから1年。

ちょうど、一年です。

昨年は「世界お茶祭り2010」が
10月28日~31日まで開かれました。


この時期ご縁を頂いた方々、本当に有り難うございました。

昨年の今ごろ、出逢い(昨年のブログです。)が有りました。

今年はしっかり商品化でき、皆様にもお伝え出来ます。

あの希少品種茶、宮崎県の 「みなみさやか」

茶空間では 「釜炒り製」 です。





ご提供頂いた方は、宮崎の 井ヶ田製茶北郷茶園 の田村様。

期待以上の品を、送って頂きました。

熱めのお湯で淹れ、漬物を合わせれば時間が止まります。

古き良き日本の情景が浮かぶ お茶です。



  


Posted by 茶空間 at 18:31Comments(0)新着情報

2011年10月24日

四季のある日本


秋が深まって来たと思ったら、

今日は一転、夏日でした。^^;



刻々と移りゆく自然の変化が楽しめるのも、

四季のある日本ならではですね。

今年も可愛い「つるうめもどき」を活けました。

あ~、冬が来るなぁ~と実感します。

まだまだ、青いツヤツヤの実です。

水で活けて、1週間ほどで皮が弾けてオレンジ色の実が

顔を出します。




花言葉は、大器晩成・強運。



茶空間の入口でお出迎えしています。

  


Posted by 茶空間 at 21:44Comments(0)日記

2011年10月22日

栗茶巾の季節ですね。


シンプルなお菓子だけに、難しい。(^_^;)

栗茶巾の登場です。



栗の品種、時期によって微妙なさじ加減。

職人さんの腕の見せ所です。



栗の茶巾絞り



<お知らせ>

明日、10月23日は茶空間定休日
となりますので、お気を付け下さいませ。




  
タグ :茶巾


Posted by 茶空間 at 16:13Comments(0)季節のおすすめ

2011年10月21日

紅葉・蔦




蔦:練りきり・黒漉し餡



他の植物や岩に「つたって」のびることから、

「つた」の名が付いたそうですが、実際植物には珍しい

吸盤を持っていて、なかなか剥がれないそうです。

日本では古くから、樹液を甘味として利用していたようですね。
飲んだ事はありませんが。(^_^;)

花言葉は
「誠実」「結婚」「勤勉」


味のある紅葉が楽しめますネ。♪



<お知らせ>

今週の日曜日、10月23日は
茶空間定休日となりますので、
お気を付け下さいませ。











  
タグ :紅葉


Posted by 茶空間 at 21:39Comments(0)季節のおすすめ

2011年10月19日

紅葉狩り


静岡の山間地も紅葉が始まっています。

奥日光はすっかり、紅葉。

これから、紅葉の時期ですね。
山へ散策に出掛ける方も多いと思います。
普段の生活では、なかなか見られなくなってしまった
野草たち。

色鮮やかな銀杏や紅葉を眺めながら、
秋の七草に出逢えたら、素敵ですね。

紅葉狩り



粒餡、きんとん


<お知らせ>

今週の日曜日、10月23日は
茶空間定休日となりますので、
お気を付け下さいませ。



  


Posted by 茶空間 at 20:37Comments(0)日記

2011年10月18日

釜炒り茶:静7132


すっかり、秋模様。
暖かいお茶に ホッとします。^_^

やぶきたの実生(種から育てた)から選抜された品種です。
「静7132」は系統番号で、古くからある品種ですが
名前が付かず、系統番号で呼ばれています。(p_-)

それはこのお茶の新芽が紅く、見た目の個性と
香気の個性が強すぎて扱いにくかったのかもしれません。

霜に強く、山間地の農家さんでは自家消費用に栽培されていました。


最近、この個性が見直され静岡市清水区では
「清水みんなのお茶を創る会」で蒸し製煎茶を
「まちこ」、とお名前を付けて人気者です。

生まれてから40年以上たって、やっと名前を
付けてもらえました。^^



釜炒り茶は昔のお茶作り製法のひとつの、

萎凋(いちょう)をさせる方が多く、甘い香りが出ます。

この 「静7132」 は、桜葉に含まれるクマリン(可愛い(^^♪)
と呼ばれる香気成分を持つ希少な品種で、
桜、あるいは桜餅を連想させる独特の香りが特徴です。





<お知らせ>

今週の日曜日、10月23日は
茶空間定休日となりますので、
お気を付け下さいませ。





  


Posted by 茶空間 at 20:00Comments(0)日本茶のこと

2011年10月16日

釜炒り製:かなやみどり




釜炒り製:かなやみどり





静岡県の金谷で、「やぶきた」と「在来種」の
掛け合わせで生まれた、そこそこ古い品種です。

ミルクを連想させるような甘い香りが特徴で、
広く栽培されていますが、ほとんどは蒸し製で
ブレンド用が多いと思います。

渋みと甘みのバランスも絶妙で
女性的な華やかな味わいの特徴は
喫茶でもよく飲まれます。

注いだ後、急須の中の香りをかぐと納得です。


<お知らせ>

10月は、毎週水曜日と
第四日曜日、23日が
定休日になります。




  


Posted by 茶空間 at 19:30Comments(0)日本茶のこと

2011年10月15日

秋・和菓子


虫の音(むしのね)練りきり・黒漉し餡



なんか、優しい 和ませてくれる和菓子です。

ゴマ一粒でこんな表現をしてしまう・・・

日本人だなぁ~。(^_^)  


Posted by 茶空間 at 21:37Comments(0)日記

2011年10月14日

釜炒り製:香駿(コウシュン)


名前の由来は、駿河の国で香りに特徴が有る事から

命名されました。


この品種は,母に「くらさわ」 父に「かなやみどり」と、

香りに特徴のある両親を持ちます。

さらに茶葉を萎凋(発酵茶のようにしおらせる事)させ、

釜炒り製法により香りが高まり、花のような清涼感が鼻から抜けます。

主張しすぎない清涼感のある香りと渋みは、特に男性に好まれる

飽きのこない釜炒り茶です。


釜炒り製:香駿






<お知らせ>

10月は、毎週水曜日と
第四日曜日、23日が
定休日になります。
  


Posted by 茶空間 at 19:00Comments(0)日本茶のこと

2011年10月12日

べにふうき



10年ほど前まであまり知られておりませんでしたが、
今ではすっかり有名になりました、「べにふうき」。

花粉症の方には、眠くなる・のどが渇くなど
副作用がない自然飲料として定着しました。

元々は紅茶用の品種で、特に静岡市丸子(まりこ)の
村松二六さんの丸子紅茶・紅富貴くらいしか
流通しておりませんでしたが、

野菜茶業研究所で、花粉症に対する発表以来
今では生産量も増えて来ました。

一時は入手困難な品種でしたし、
紅富貴の紅茶を花粉症対策として販売してしまった
業者もたくさんいましたね。
べにふうきは紅茶にすると、メチル化カテキンが減少し
抗アレルギー効果が無くなってしまいます。

その為、緑茶として製造します。
が、紅茶用品種の為結構渋みが強いのです。^^;

美味しく飲んで頂けますように、
いろいろ研究されています。

そのひとつが 、釜炒り製法です。

こちらは花粉症の方向け 「べにふうき」





こちらは、本来の香気を生かした 「べにふうき」





来年の花粉飛散量は、かなり少ない予報です。

春が楽しめますように。

  


Posted by 茶空間 at 19:24Comments(0)日本茶のこと

2011年10月10日

秋、到来!



読書・スポーツ、何をやるにも気持ちのいい気候です。

もちろん、食欲も湧きますが・・・


でも、和菓子なら身体に優しいですね。


今年も名人芸の、柿の登場です。(ういろう・黄身餡)

ヘタの部分もそっくりです。


ちなみに、ヘタを乾燥したものは生薬で、しゃっくり・咳
などに効くそうです。

柿の花言葉は、「自然美」。

なるほど。

ちなみに、今日10月10日の花は「メロン」

花言葉は、「飽食」。

なるほど。



  
タグ :


Posted by 茶空間 at 18:09Comments(0)日記

2011年10月08日

葡萄のかおり?の釜炒り茶


日本茶のほとんどは蒸し製のため、釜炒り茶を見ることは少ないと思いますが、

緑茶には、蒸し製(蒸気で茶葉を蒸し発酵を止める)と

釜炒り製(釜で茶葉を炒ることで茶葉の発酵を止める)があります。

特徴としては、見た目(形状)が勾玉のようにクルクル丸まっています。
釜香と呼ばれる香気が高く・さっぱりとした味。
水色(浸出液)は透明感のある、黄金色です。

九州の、佐賀・宮崎・熊本などが本場ですが、

静岡でも作られています。

中国緑茶はそのほとんどが釜炒り製です。

明治のころからの輸出をからめると、長~いお話しになりますので
またの機会に。


今日ご紹介するのは、

第5回O-CHAフロンティアコンテストに入賞した

安倍川支流の藁科川の茶畑で見つかった在来種。

葡萄のような香りが楽しめる、他にはない不思議なお茶です。



香 寿(こうじゅ)





茶葉を持ち上げると、茶葉がからんで葡萄の房のように
持ち上がります。^^


<お知らせ>

10月は、毎週水曜日と
第四日曜日、23日が
定休日になります。
  


Posted by 茶空間 at 19:00Comments(0)日本茶のこと

2011年10月05日

北限の茶


お茶が栽培されているのは秋田の檜山茶、宮城の桃生茶、
北海道でもインストラクターの方が茶畑に挑戦されております。
(耐寒性のある村上の茶の木を頂くそうです。)

温暖な土地を好む茶の木は、一般に年間平均気温が11℃以上
でないと栽培は難しいと言われ、新潟県の村上が「北限の地」
といわれます。
緑茶の経済的栽培地の北限は新潟の村上と
茨城の大子町奥久慈茶のラインという説が有力です。

一般的にも、ある程度量も採れるこのラインでしょう。
それでも生粋茶を飲む機会は少ないですね。

北限のラインの奥久慈茶は、渋みの有るずっしり重い味です。

村上茶は年間の日照時間が短く、タンニンの少ない高級茶の
甘みを感じます。

村上茶を飲まれた方たちの反応は、実は両極端でした。

なんとも言えない素朴なやさしい甘みが広がる・・と言う方、

またう~ん僕には物足りない、北限と言うからもっと厳しい味かと思った
・・と言う方、等など。


お茶は確かに嗜好品ですね。( ^^) _旦~~

「村上茶」





  


Posted by 茶空間 at 19:00Comments(0)新着情報

2011年10月03日

乱菊


今日は北海道旭川で、観測史上2番目に早い初雪とか。

平年より20日早いそうですが、自然の四季を

取り戻したいですね。


10月になり、生菓子も変わります。



乱菊:粒あん・練りきり

菊は日本の歴史の中で、特異な過程を経た花だと思いますが、

人間の思惑が全てを決め、その反動を受ける繰り返しは

今も変われません。


お茶を飲んで、やさしくなりたいですね。^^





  
タグ :乱菊初雪


Posted by 茶空間 at 16:18Comments(0)季節のおすすめ

2011年10月01日

地場ブランド 「望」


最近、地場ブランドをよく見かけます。

まとまりのある地域、緊張感を持っている地域では

いろいろな想いで、生み出しています。


そのひとつに、静岡県牧之原市で生み出した

「望」があります。

牧之原得意の深蒸し茶に、2週間以上被覆したもの。

玉露のように育てる為、煎茶でありながら玉露のような
優雅な香気。
深蒸し茶ならではの、コクに甘味が膨らみます。

静岡茶で甘味とコクが欲しい方にピッタリ。

茶空間では、若い女性客に人気です。 ^^


牧之原では4品種で製造しておりますが、
茶空間ではその内 「山の息吹」 を提供しております。





袋に貼ってあるシールは、



と、厳しい審査基準の証です。

伝統産業でのまとまりは、難しい切り口だと思いますが、

こんな試みは大歓迎です!

ちなみに、茶空間の喫茶では飲んで頂いた後
茶葉を召し上げって頂いております。





<お知らせ>

10月は、毎週水曜日と
第四日曜日、23日が
定休日になります。



  


Posted by 茶空間 at 18:30Comments(0)新着情報