o-cha-cafe 茶空間ブログ

「ふりあん・かどや」さんで和菓子の講習会を
行なって頂きました。


いつも茶空間の上生菓子を作って頂いています。

８年前、静岡に帰り茶空間をオープンするに当たって
市内の和菓子屋さんを殆ど寄らせて頂き、試食させて頂きました。

殆どのお店が、茶空間には甘過ぎて唸っていました。
感覚の問題なので、茶空間が合わせないといけないのか？

懐かしい思い出です。

そんな中、ふりあんさんともう一件（今は生菓子やっておりません）が
澄んだ控えめな甘さの和菓子を出して下さり、
茶空間に頂けるよう頼み込みました。

ふりあんさんはご家族、ご兄弟で６０年以上
和菓子と洋菓子を手掛けており、感覚が素敵です。

今日は実際に、
ねりきりのぼかし、茶きん絞り、三色
きんとん等など作らせて頂きました。

茶きん絞りは布巾で包んだ見えない中を
イメージで形を浮き上がらせるそうです。

こうなると、技術の基本+αが大切。

何にしても、基本技術だけでは形しか出来ず
器用に作っても餡子の塊。
作者の人柄が吹き込まれて、お菓子が商品になり
人様の笑顔を膨らませるお手伝いが出来る、
と言うような体験でした。

お子さんが作ったお菓子は、まさにそうですもんね。^^

お茶も、いえ　お米も、お野菜も全てのものが
そうなんでしょうね。

基本を感じ直させて頂いた、有り難い時間でした。


店長の体形が吹き込まれた、水鳥
（万丸で、水によく浮きそうです^_^;）


スタッフ


スタッフ

心のこもったいい子たちです。(^^♪

ひとつ、ひとつに個性が宿ります。

頂いている時、作り手の顔が思い描けるのは、
ひとつの味ですね。

ふりあんさん、休日の大事な時間を
ありがとうございました。