2011年01月10日
鏡開き
静岡では 明日が『 鏡開き 』です。
名前の由来は、その名の通り、鏡の形に似ていることからだそうです。
(神事などに使われた昔の鏡は、青銅製の丸形をしていたことから。)
三種の神器の一つである、八咫鏡(やたのかがみ)を形取ったものとも言われます。
また、丸い形が家庭円満を表し、お餅を重ねることで「一年をめでたく重ねる」という
意味もあるとされています。
地域によってさまざまですが、後に縁起物として、色々な品が
一緒に飾られるようになりました。
* 橙 ・・・ 代々(橙)家が大きく栄えますようにとの願いを込めて。
*昆布(こぶ)・・・「よろこぶ」の意。
*海老 ・・・腰が曲がるまで長生きできるよう長寿を願う。
*裏白(シダ)・・・古い葉とともに新しい葉が次第(シダい)に伸びていく
つまり、久しく栄えるという縁起を担ぐもの。
など、それぞれ意味があります。
鏡餅は、備え終わると鏡開きが行われ、
松の内が1月7日の地方では1月11日、
松の内が1月15日の地方では1月20日(二十日正月)、
京都では1月4日に行なわれるそうです。
お汁粉やお雑煮などにして食べます。
神様にお供えしたものなので、包丁などで 『 切る 』 行為は良くないと言われ、
また武士の風習の流れなので、刃物で切るのは切腹を連想させるので
手や木鎚で割り、「切る」「割る」という言葉を避けて「開く」という言葉を使う
とも言われているそうです。
普段何気なくしている風習も、意味を調べて見るのも楽しいですね。^^
Posted by 茶空間 at 22:12│Comments(0)
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